視覚センサを利用することで
今まで検査員が行ってきた目視検査を自動化する事が出来ます。
品質管理検査、選別検査といった主に自動検査装置として使用されています。
自動でこのような検査が可能です。
文字照合検査や文字有無検査 (賞味期限・LOT番号) 2次元コード・バーコードの読み取り検査 |
内容量(液面位置)、キャップの浮き検査 |
キズ・汚れ・カケ・バリ等の検査 |
ラベルのずれ・有無検査 個数確認検査 |
品質管理検査、選別検査の自動化による利点
検査員による目視検査から視覚センサによる自動検査と比較を行いました。
ランニングコスト(人件費)を大幅に抑えられる
人による目視検査 |
視覚センサよる自動検査 |
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人件費(1名)=時給800円
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電気代(視覚センサ)=時間21円
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※例えば、検査員(1名)が時給800円で印字検査を担当しているとします。
1日(8時間)勤務で、年間(240日)働いたら年間約150万円の人件費になります。
検査員の教育時間がいらない
人による目視検査 |
視覚センサによる自動検査 |
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■検査員の入れ替えがある場合、要チェック箇所・合否の基準を教育 |
■装置を設置・調整後は、開始ボタンを押すだけ
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不良品が市場に出る可能性を最小限に
人による目視検査 |
視覚センサのよる自動検査 |
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■合否の線引きが人によって違う |
■設定した条件に忠実に検査 |
検査判定で不良品(NG)と判定されたものは自動で排出
コンベアーを停止したり、排出装置で排出する事で、不良品(NG判定品)を取り除くことが出来ます。
既存の装置を利用した排出
既存の装置制御盤内と連動させる事で、不良品(NG)が検出されると、
前工程の装置(コンベアー等)を停止させたり、既存の排出装置を利用した不良品の排出ができる場合もあります。
タッチパネルによる簡単操作
ワンタッチで検査内容の変更が出来ます。
製品が変わるごとに素早く検査内容を変更することが出来ます。
検査画像を大量保存
検査装置にPCもしくは外付けハードディスクを接続する事で、検査画像を大量に保存する事ができます。
外付けハードディスクの容量 3TBを接続し、
37万画素の検査画像 (1枚=約0.5MB) を保存する場合 |
約600万枚の検査画像 を保存する事ができます。 |
内容物・賞味期限の有無を画像で保存する事で、不良クレームの対処に便利です。
視覚センサ設置実績
■賞味期限の印字の有無検査
製品に印字される賞味期限の有無を視覚センサにて検査します。
印字の無い物が流れるとNGと認識され、コンベアーと前工程ラインが停止します。
タッチパネルにて、ワンタッチで検査内容を変更する事が出来ます。
視覚センサ |
タッチパネル |
制御盤 |
印字の有無検査イメージ
こんな事もできます
ひとつの生産ラインにおいて
■多種類の製品を仕分ける ※製品の特長の一部を認識して、 製品の仕分けを行います |
■時間帯によって検査内容を自動で変更する ※時間帯によって製品検査を分けたい時に便利です。例 お菓子の品種別検査(時間別) |
ロボットやステージを制御できます。
計測範囲内の検査物の位置情報(縦の位置y方向、横の位置x方向、回転θ方向)を検出する事ができます。
コンベアを止めずにランダムな対象物をつかむ |
つかんだ対象物を整列して並べる |
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対象物の位置合わせをする |
<用途> ■パネルの位置合わせ ■電子部品・加工食品のトレイへの輸送 ■部品の整列 ■小型部品の組み立て ・・・等に使用されています。 |
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